【看護助手が活躍できる組織つくり】

 看護師は「医療」と「生活」の両面から患者を捉え、療養生活を支える患者の最も身近にいる専門職です。看護助手はその看護師のサポートや患者の日常のお世話など、幅広い業務で医療現場を支えるチームの大事な一員で、今や、病院運営に欠かせない存在です。入院患者さんの食事介助やベッドメイキング、入浴介助、外来患者さんの案内や計測、物品や書類の整理など幅広い業務で医療と看護の現場を支えています。資格の有無に関係なく普段の身の回りの介助や、ベッドサイドでのコミュニケーションが患者の身心のケアの一つにもなっています。

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【介護科を設立し１年】

日本の高齢化や患者の多様なニーズに対応するために、看護助手が活躍できる場の拡大と安心して働き続ける職場が求められる時代となりました。当院では助手の業務内容を見直し続け、看護師との連携を強化することで、医療とケアの質向上を目指しています。

さらに２０２３年１０月より看護部の中に介護科を設立しました。看護助手が自分たちの仕事に誇りを持ち、看護師や介護福祉士などの専門職と同じように、チームの中での存在感を高められるよう、採用や教育を目的に設けられた部門です。また、多種多様な働き方を取り入れ、障害者雇用を含めた職場環境の向上を図り得意分野を活かしながら、働き甲斐とスキルアップのできる職場づくりを目指しています。